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正月にお餅を食べていますか?

日本では、正月に餅を食べる習慣があります。
今から約30年位前までは、ほとんどの家庭が年末になると、雑煮用や焼き餅用の餅を餅屋に注文して買うスタンスが一般的でした。
また、地方により餅の形や色が異なる文化もあり、関東では一般的に「角切り形」の餅、関西では「丸形餅」や赤く染色された餅が餅屋で買える餅の主流にもなっていました。

このような日本の正月の文化とも言える餅も、ここ20年位で大きく変わってきています。
まずは、正月に以前ほど餅を食べない生活に変わってきているのです。
その為、必然的に餅屋から餅を購入する人も年々減少しています。

この理由の一つとして、昔から煎餅やあられなどを製造する菓子メーカーが、真空パックでごはんを販売するようになってきたことも起因していると言われています。

これらのメーカーは、電子レンジに入れて一定時間温めるだけで、ごはんを食べる事ができる画期的な商品を考案し販売するようになったのですが、さらに餅まで真空状態で販売するようになったので、消費者は食べたい時に、年中餅を購入する事ができるようになりました。

またこれと同時に、いつでも餅は食べられるのだから、特別に正月に限って食べようとは思わなくなる、つまり餅に対する考え方が変わってきたのです。

今ではこの現象を反映した影響もあります。
例えば正月後しばらく経つと、ごみ処理廃棄場におそなえ餅が、無残に転がっている光景をしばしば目にします。
おそなえ餅は、比較的大きいので、廃棄場でも目立つのですが、本来は鏡開きを行い、食べるものです。
日本人は、古くから伝わる伝統や文化を学び、今の生活習慣をもう一度考えてみる必要もあるのかもしれません。

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